【INC April 最高最終1804】キョダイラプラス入りトリル
こんにちは!2018年のINC January以来、2年ぶりの構築記事となります。最後まで読んでいただければ幸いです。
この記事では、この週末に開催されたINC Aprilで最高最終レート1804を達成したパーティを紹介していきます。INCへの参加はかなり久しぶり(前回は7th GSのサンシリーズ)だったのですが、初めてのレート1800越えと最終日8時55分時点での60以内という満足のいく結果を残すことができました!
使用したパーティはこちら!
初手からトリル+キョダイセンリツを撃っていき、トリルターン中にダメージレースで優位を取っていくのが基本的な動きになります。オーロラベールが8ターン続くため、トリルが切れた後でも再度展開orそのまま殴り勝つことができるのがgood。
<作成経緯>
2月のINCが当初から予定の関係で参加できないことがわかっていたこともあり、剣盾環境でのランクマッチをほとんどやっていなかったため、まずはメジャーなダイマックスエースであるドラパルト、リザードン、パッチラゴン、ラプラスのどれかが入った構築を使うことにしました。まずは個人的に気になったパッチラゴン+ピッピをランクマッチで使ってみたのですが、S操作が下手すぎて全く勝つことができず、ドラパルトとリザードンも冷静に考えるとミラーマッチにおいて経験値の低さから択で負ける可能性が高いと思い、ラプラスをダイマックスエースにすることにしました。
ラプラスに決めた後、初めはS振った追い風でキョダイセンリツを上から撃ちつつ耐久を高めていく構築を使おうと思ったのですが、ボックスのラプラスの個体値を調べていたらS個体値が1のラプラスを見つけたので、方針転換してトリックルームを主体とパーティを使うことにしました。そして、ラプラス入りトリルの良い構築がないか探していたところINC直前に海外の大会で優勝された方の構築が良かったので、その構築を使うことにしました。
良くデータを見ず、ポケモンの並びだけ真似て作ったので技構成が元の構築から変わっている所があります。なんならウインディの型は全く別物
<個別紹介>
ミミッキュ@ラムの実:呑気
実数値:159-126-132-×-125-90(S個体値0)
努力値:228-124-156-0-0-0
特性:ばけのかわ
技構成:かげうち/じゃれつく/おにび/トリックルーム
HP:16n-1
H-B:ばけのかわが剥がれた状態でA211ドサイドンのダイアース(130)確定耐え
残りA
トリックルーム始動要員その1。基本的にもう1体のトリル始動要員であるサマヨールを出すことの方が多いが、催眠持ちが先発で出てきそうな場合はミミッキュを先発で出す。
持ち物は催眠対策のラムの実。これがあるおかげでフシギバナに出会ったときのストレスが大分減る。
鬼火は相手のトリルエースであるドサイドンやギガイアスを止めるために採用。火傷にさえしてしまえばラプラスのオーロラベールも相まってダメージレースがとても有利になる。
Bに厚く降ったため火力はお察し。なぜB厚くしたか思い出せない
ラプラス@ひかりのねんど:冷静
実数値:223-×-115-150-115-72(S個体値1)
努力値:140-0-116-252-0-0
特性:シェルアーマー
H:16n-1
このパーティのダイマックスエース、トリルアタッカーその1。基本的に先発で出してキョダイセンリツを撃っていく。
オーロラベールはラプラスだけでなく味方も非常に大きな恩恵を受けられるため、少しでも長く続くよう持ち物は光の粘土。
吹雪はキョダイセンリツの威力が一番高くなるため採用した。しかし、ダイマックス終了後にラプラスが放置されやすいことが多かったので、キョダイセンリツの威力が下がるとしても絶対零度の方が良かったかもしれない。
バンギラス@命の珠:ゆうかん
実数値:207-204-130-×-121-59(S個体値0)
努力値:252-252-0-0-4-0
特性:すなおこし
H-D:C167ミロカロス@珠のダイストリーム(濁流ベース)最高乱数以外耐え
トリルアタッカーその2。トリル展開後に死に出しor相手の守る・交換・集中砲火に合わせて出していく。
持ち物は単純に火力を高めたいので命の珠。
馬鹿力の枠は三色パンチや10万馬力なども考えたが、ナットレイ、ドリュウズ、カビゴンのすべてを叩ける馬鹿力を採用した。ほとんど使わなかったためこの枠についてはまた考察したい。
ローブシン@火炎玉:ゆうかん
実数値:207-211-115-×-91-45(S個体値0)
努力値:212-252-0-0-44-0
特性:こんじょう
技構成:ドレインパンチ/マッハパンチ/かみなりパンチ/みきり
H:16n-1
トリルアタッカーその3。バンギラスと同様死に出しor相手の守る・交換・集中砲火読みで出していく。バンギラスもだがトリックルーム中相手は守るか交換でターンを稼いでくることが多かったため交換する隙は結構あった。
持ち物は根性を発動させるための火炎玉。根性は発動すれば非常に高い火力を得られる上、鉄の拳とは異なり火傷に怯えずに済むが、発動までのタイムラグがあるため上手く交換出していくことが重要だと思った。
雷パンチはアシレーヌ、トゲキッス、リザードンあたりを意識して採用。あって良かったと感じる場面も結構あったのでこの技を選んで正解だったと思う。
もう少し攻撃を削って特防に回してもよかったかもしれない。
実数値:147-×-178-×-171-27(S個体値0)
努力値:252-0-92-0-164-0
特性:おみとおし
技構成:ナイトヘッド/いたみわけ/くろいきり/トリックルーム
H-B:A172ドラパルトの珠ダイホロウを最高乱数以外耐え
トリル始動要員その2。カ・エールさんの調整をそのまま使わせていただきました。
鬼火が欲しい局面もたくさんあったのですが、それ以上にこの技構成が強すぎました。
ウインディ@こだわりハチマキ:意地っ張り
実数値:166-178-100-×-100-147
努力値:4-252-0-0-0-252
特性:威嚇
技構成:しんそく/フレアドライブ/インファイト/ワイルドボルト
こちらもカ・エールさんの調整をそのまま使わせていただきました。
火力が高く非常に強力だったが、個人的なプレイングスキルの問題であまりうまく扱えなかったことが多かったのが反省点。
鉢巻フレドラの火力がやみつきになる。
<基本選出>
[ガチトリル]
トリル貼ったあとのサマヨールは
・HPが削れている場合→いたみわけ
・ラプラスとの集中砲火で倒したい相手がいる場合→ナイトヘッド
・それ以外→バンギラスかローブシンに交代して次のトリルのために温存
といった感じで動かしていました。
催眠持ちがいる場合はミミッキュを出していくのですが、こちらもトリル後にやることが無い場合は交代することが多かったです。ただミミッキュはサマヨールに比べて耐久が低く(+回復手段なし)、再びトリルを貼るのは厳しそうなことも多かったため、トリルが切れた後を見据えて後発をウインディにすることもありました。
[対ガチトリル]
ミミッキュで皮を盾にしたトリル返しをしたり、鬼火で相手のドサイドンやギガイアスの弱体化させたりします。カビゴンがいるときは黒い霧をもつサマヨールを出していました。
こちらのトリルアタッカーが相手のトリルアタッカーよりもSが高いことが多かったため、このパターンを取ることが多かったのですが、アシレーヌなどのS種族値が高めのトリルアタッカーの多いパーティでは[ガチトリル]の選出パターンで戦いました。というかアシレーヌはトリル下で上から殴らないと死ぬ
<苦手な相手>
ピッピ+Wロトム
この構築はピッピを高速処理できる手段がないため、結構やりたい放題されます。中でもWロトムが隣にいる場合はトリルアタッカー全員が打点が無かったり、ダイマックス技で吹き飛ばされたりするので、経験値が無い状態では本当にきつかったです。
高耐久水ポケはやっぱり強い。
特にアシレーヌはトリル下で仕留めきれないとかなり厳しいです。
超低速ポケモン複数+催眠
上から催眠撃たれるとつらいしかといってトリル貼ると相手に上から殴られまくる。レートが1600越えてからはほとんど見ませんでしたが、結構心臓に悪かったです。
<終わりに>
前シーズンの終わりから切断バグが話題になり、今回のINCでもバグの使用者がいるという報告がTwitterで上がっていたので当たらないか不安でしたが、幸いにも当たらずに無事INCを終えることができました。僕も第5世代ではよく切断されていましたし、切断してきた相手が自分よりも高い順位にいて腹が立ったりしたことも何回もあったので切断が早急に修正されることを願っています。
何はともあれ今回のINCでは満足のいく結果を得ることができました。キョダイラプラスは本当に強く、パーティ自体もかなり扱いやすかったです。
この調子で5月のINCではさらに上の40位以内を狙ってチャレンジしていきたいと思います!
ここまで読んでいただきありがとうございました。